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採用における日韓の見解の違い「転職理由」

更新日:2020年2月20日


 「転職理由」は、採用面接の際に必ず聞かれると言ってもよい質問の一つですね。

企業が転職理由を聞くのは、この人が入社した場合、同じようなことが起こらないか?同じような理由で退職してしまうことがないかを見ていると言えます。応募者の特徴や志向性、仕事に対する考え方を見ているとわけですね。


 これは日韓共通ですね。ただ、企業が納得する転職理由は、日韓でも若干の違いがあるように思われます。


 日本企業の場合は、結構深く突っ込んで聞かれます。単に「スキルアップのため」や「知人に誘われて」「給与がアップするから」という理由では、会社側の心配をさらにあおることになりかねません。


 つまり、「スキルアップのため」⇒スキルアップできなくなったら辞めてしまうのか?会社はあなたをスキルアップさせるために採用するわけではない。

「知人に誘われて」⇒当社に入社後に、また知人に誘われたら?退職してしまうのか?

「給与がアップするから」⇒当社の給与より高い給与を別の会社からオファーされたら、簡単にまた転職してしまう?となるわけです。転職理由は、今までの経験として、業務内容や仕事で重視している事などの一貫性を伝えることが有効です。


 一方、韓国企業の場合は、「新たな事に挑戦するため」など、チャレンジ精神を評価する傾向が比較的強く、入社したら活躍してくれる人材かどうか?を転職理由から判断しているように思います。


 いずれにしても、自分の仕事の軸のようなものを、しっかりと伝えられるように準備しておくべきですね。


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