日本企業への応募書類『写真』
最終更新: 2020年2月20日

相変わらず皆さんの希望に近い求人はないか?と皆さんからの履歴書・職務経歴書とにらめっこの毎日を過ごしています。
日々、履歴書を見ながら一度はお話したいと思っていたことがあります。それは、日本での就業を希望する韓国人求職者の皆さんの履歴書の写真についてです。
韓国での就職・転職活動と同様、日本での就職・転職活動においても応募書類である履歴書には、写真を張り付けるのが一般的であることは、皆さんもおわかりだと思います。しかしながら、日本での就業を希望する韓国人の履歴書を見ていると、写真に関して???と思うことがよくあります。
主には、次のような写真です。
①服装がそぐわない写真
T-シャツ一枚だけ着て撮った写真等、カジュアルな服装で撮影したもの
②自分撮り写真
写真が貼り付けてあれば良いぐらいの感覚で家で適当に自分で自分を撮った自分撮り写真
(どう見ても片手にデジカメや携帯を持っているでしょう・・・と思える写真)
③すばらしいフォトショップスキルが発揮された写真
背景がセピア色であったり、写真全体を意図的にぼかしている写真等、写真自体に加工が
施されているもの
④かなり前に撮影した写真
実際に面談などで会うことになったとき、写りの良し悪しは別として写真とご本人とが
かなり違う印象を受ける。つまりは3年前、5年前、10年前に撮影したもので、すぐに
ご本人であることが認識できない写真
⑤ポーズをとった写真
女性に多いのですが、片肘もしくは両肘をついていたり、顎のあたりに手を置いていたり
するといったポーズをとっているような写真
⑥集団撮影した写真の切り取り
履歴書用の写真を準備する時間がなかったのか、家族、友人などと一緒に撮った写真の
自分の顔の部分だけトリミングしているもの
これらの写真はマイナスにはなってもってもプラスになることはありません。日本での常識がないと判断される可能性も否定できません。
せっかくのよい経歴・経験が、写真のせいで台無しになるのはもったいないことです。
履歴書用の写真は、3ヵ月以内に撮ったバストアップの写真を使用するのが基本です。もちろん、きちんとした服装で撮った写真ということになります。
大切なことは、皆さん自身の持っている明朗さや知性であったり、きちんとした人柄、清潔感であったりということが伝わることであり、美女美男かということではありません。
今皆さんが使っている、または使おうとしている履歴書の写真をもう一度チェックしてみてはいかがでしょう?
25回の閲覧