許志恩

2019年8月30日2 分

志望動機で悩む?

最終更新: 2020年2月20日

 転職希望者から志望動機について相談がありました。

 「志望動機を企業にどう伝えたらよいか?」です。

 面接で必ず聞かれるのが志望動機ですね。

書類選考でも、書類から志望動機が伝わる内容ですと、企業の目を引くかもしれません。

 志望動機について、企業目線にたって考えてみましょう。

 志望動機は、企業や面接官によって聞き方が異なります。

「弊社の志望動機を教えてください」といったストレートな質問以外にも、「入社したら弊社でどのような事をしたいと思いますか?」や「なぜ●●業界なのですか?」、「就職の際に何を重視して企業を選びますか」と表現を変えて聞かれる場合もあります。

 これは何故かと言うと「弊社の志望動機を教えてください」とストレートに質問をすると、「貴社は業界大手で安定性が高いと思ったから」、「研修制度が充実していると思ったから」や「御社の成長性を感じたから」などと企業の魅力を話してします人がいるからです。

 企業が聞きたいのは、自社のことではなく、「あなた」のことです。

 言い換えると、志望理由とは「なぜこの業界、うちの会社でこの仕事がしたいのか」です。

  ①今までの経験で活かせることはどんなことか(できるのか)

  ②なぜこの仕事(職種や職務内容)をやりたいと考えるのか(やりたいのか)

 

と整理することもできます。

 どうでしょう? 

 志望動機を伝えることは、自分の経験や考え方、希望することなどを伝えることであり、

話に説得力が増すと同時に、企業が安心して採用できることにつながります。

 応募する求人を見て、できる理由とやりたい理由を上手く伝えられる準備をしていきましょう。

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